愛は愛されていない

5月は「聖母月」ですが、6月は「イエスのみ心の月」です。1673年から1675年の間にイエズスはフランスの修道女聖マルガリタ・マリア・アラコックに数回現れて、ご自分のみ心について教えました。

 

「見よ、人間に対する愛に燃えているこの心を。その愛を全人類に証明するために惜しまずに全てを尽くしたのに、大部分の人は恩を知らず、愛の秘跡であるご聖体のうちに現存している私に不敬、冒涜、冷淡さ、軽蔑を返しているばかりだ。」と聖女に嘆いて、6月に祝われているご聖体の祝日後の金曜日を、み心を礼拝する特別な祝日として定めるように頼まれました。その日に信者が集まってごミサに参加して、イエズスのみ心がご聖体のうちに受けている侮辱に取って代わって、み心を礼拝してイエズスに対する愛を込めて敬虔にご聖体を拝領するようにと、依頼されました。この出現の後でみ心の信心が益々広がって、教皇様はイエズスの依頼通りに「イエズスのみ心の祭日」を定めました。今まで修道院でこの祭日を祝っていましたが、今年から大船教会でも祝いたいと思います。今年は6月16日(金)の10:00からです。