図書室より 新着本情報(4月)

 

4月の新着本の紹介です。

 

*聖性への道のり  越前喜六(編) 教友社

「聖性」というカトリック信仰の到達点に、いかにして近づけるのか。その理解と実践をわかりやすく伝える。「神はわたしたちを愛して、御自分の前で聖なる者……にしようと、キリストにおいてお選びになりました」(エフェソ1・4)。このみ言葉が語る霊的祝福を生きるためのヒントがつまったエッセイ集。

8人のイエズス会員、浄土真宗の僧侶、キリスト教詩人が、さまざまな観点から聖性について論じる。

 

*宗教者は病院で何ができるのか 非信者へのケアの諸相

 森田敬史、打本引祐、山本佳世子(編) 勁草書房

臨床宗教師といった医療現場で活動する宗教者が注目されているが、どのような立ち位置でどのような活動が可能なのか、さまざまな葛藤も生じている。本書は、日本の医療施設で行われている宗教者による非信者に対する宗教的ケアの在り様やその意義について、調査研究をもとに具体的に論じることで、求められている宗教的ケアを示す。