12月に図書室に入った新刊図書をご案内します。
本屋大賞ならぬキリスト教書店大賞をご存知でしょうか。 今年度のランキングです。
(*印の本は図書室にあります。)
* 1位 やさしさの贈り物 日々に寄り添う言葉 片柳弘史
* 2位 だから私は神を信じる 加藤一二三
3位 ヤバいぜ、聖書 あなたに贈る40のメッセージ 明治学院テキスト作成委員会
* 4位 ひと時の黙想 主と歩む365日 マックス・ルケード
* 5位 悲しみよありがとう まばたきの詩人兄・水野源三の贈り物 林久子
* 6位 誰にも言わないと言ったけれど 黒人神学と私 ジェイムス・H・コーン
* 7位 希望する力 コロナ時代を生きるあなたへ 晴佐久昌英・片柳弘史
* 8位 アダム 神の愛する子 ヘンリ・ナウエン
9位 人生に悩んだから「聖書」に相談してみた MARO(上馬キリスト教会ツィッター部)
10位 クリスマス カール・バルト
*やさしさの贈り物 片柳弘史 教文館
日々に寄り添う言葉 366
今年度のキリスト教書店大賞第1位。「精いっぱいのやさしさを、短い言葉に込めて皆さんにお届けする。それが、わたしに与えられた役割なのかもしれません。」(@著者)
*日本人にとってキリスト教とは何か 若松英輔 NHK出版新書
遠藤周作『深い河』から考える
『深い河』を詳細に読みこみながら、日本的霊性とキリスト教について深く考察する。異なる文化の交点はどこにあるのか。イギリス人でインドで亡くなったグリフィス(ベネディクト会修道司祭)の「5本の指のように異なる5つの宗教も手のひらではつながっていて、共通の根源を持っている」というたとえが心に残る。思わず『深い河』を読み返してしまいました。
*納得して死ぬという人間の務めについて 曽野綾子 KADOKAWA
”その日”までをいかに生きるか・悔いなき晩年のヒント全18話。
第1部:人間が確実に体験する「死」という人生最大の準備について
第2部:夫を見送った後に対面するようになった「死」について
曽野さんが『戒老録』を書き始めたのが37歳のとき、人生の折り返し地点だと思ったからと聞いたことがある。老いに直面する前の世代の人にも読んでもらいたい本。