図書室より 新着本情報(7月)

 

7月に図書室に入った新刊図書をご案内します。

今月は聖心侍女会修道院からいただいた教皇さまの本を紹介します。

いずれも出版社はカトリック中央協議会です。

 

*教皇パウロ6世 使徒的勧告 「福音宣教」(1975)

1974年のシドノス(世界司教代表者会議)のまとめとして、バチカン公会議終了10周年記念の年に出された。どのようにすれば現代人にキリストのメッセージをもたらすことができるかを探究し、福音宣教の方法を改善できるかを問いかける。

 

*教皇ヨハネ・パウロ2世の書簡

「聖体の秘儀と礼拝について -教会の全司教にあてた-」(1980)

教皇位2年目の聖木曜日に、司祭職にあるすべての兄弟に宛てた書簡。

 

*教皇ヨハネ・パウロ2世 使徒的書簡 「紀元2000年の到来」(1995)

キリストの受肉・救い・恵みの秘蹟を聖書の中に探りながら、キリスト教における時間の重要性や聖年の意味を説き、過去1世紀の人類史の中で主要な出来事を考察し、人間のことがらへの神の介入の証拠となるものを探る。

 

*教皇ベネディクト16世 「使徒 - 教会の起源 -」(2007)

2006年~2007年の一般謁見での連続講話。教会の起源、十二使徒、パウロとキリストの最初の弟子の3部からなる。

 

*教皇ベネディクト16世 使徒的勧告 「愛の秘蹟」(2008)

「聖体 ー 教会生活と宣教の源泉と頂点」のテーマで開かれたシドノス後に書かれた。聖体に関する教え・典礼の実践・聖体と生活のつながりに関してあらためて学ぶための確かな導き。

 

*教皇ベネディクト16世 「教父」(2008)

2007年~2008年の一般謁見での連続講話。36人の古代教会の偉大な教師の生涯と思想を考察し、その信仰に現代人へのメッセージを見出す。

 

*教皇ベネディクト16世 「女性の神秘家 教会博士」(2011)

2010年~2011年の連続講話。12世紀から15世紀までの西洋中世を生きた15人の女性神秘家の生涯、思想、霊性を考察。「教会博士」の中では宗教改革以後の、カトリック教会にとって困難な時代を生きた8名の聖人が取り上げられている。

 

*教皇ベネディクト16世 「イエスの祈り」(2012)

2011年~2012年の「祈り」に関する連続講話。第1部:祈る人間 第2部:詩編の祈り (詩編3、22、23、126、136、119、110) 第3部:イエスの祈り(イエスの生涯の時々におけるさまざまな祈り)。