図書室より 新着本情報(12月)

 

11月に図書室に入った新刊をご案内します。

  • 愛 ― マザー・テレサ 日本人へのメッセージ  女子パウロ会
    マザー・テレサは繰り返し語る。平和について、家庭について、「神さまがわたしたち一人ひとりを愛しておられるように、お互いに愛し合う」というイエスが伝えた福音について。貧しい人、見捨てられた人に目を向けるようにと。1981年、1982年の来日時の講演会、講話、記者会見、対談などが収められている。

  • カトリック・サプリ2 生き方をインスパイアする25の話
    カトリック・サプリ3 人生に希望の種を蒔く25の話
    竹下 節子 ドン・ボスコ社
    雑誌「カトリック生活」に連載中のコラム。著者はフランス在中のカトリック史家。キリスト教的、比較文化的な観点から執筆活動を行っている。日常のエピソードから展開してカトリックの神髄にせまる話に、なるほどと思わせられる。聖書を読む新しい観点、日本にいては気がつかないこと、クスリと笑える小話など、2ページほどの短いコラムに考えるヒントがつまっている。

  • 受胎告知 絵画でみるマリア信仰  高階 秀爾 PHP新書
    聖書でわずか1ページにも満たない、一瞬の出来事。登場人物はマリアと天使のガブリエルただ二人。しかしこの場面は多くの画家にインスピレーションを与え、数えきれない《受胎告知》の絵が描かれてきた。それらを美術史的、あるいは図像学的観点から解説し、画家たちの名作の秘密や背景にも迫る。新書本ながら図版はすべてカラーの美しい本。